2022.1.20コロナから見えてきた保健医療アクセスへ の障壁 =複合的な課題を抱えるコミュニティから考える
コロナ禍では脆弱層が様々な社会資源にアクセスできないことが世界中で報告されています。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現度が高く、誰もが基礎的な医療サービスを受けることができるとされている日本も例外ではありません。
昨年行われた「UHC誓約進捗状況調査」において、日本でも、脆弱性の高い人ほど医療へのアクセスへの障壁が高いことがインタビューで明らかになりました。報告書(日・英)調査では、制度の設計や運営の硬直化、制度に関する教育や情報の不足や、保健・医療アクセスを阻害する社会的差別や偏見の問題が明らかになりました。
この調査を踏まえ、コロナで浮き彫りになった複合的・交差的な課題を、女性、障害者、高齢者、外国人、貧困な状態にある若者、それぞれの当事者や、当事者に近い立場で支援を行っている方々からの発表をもとに、参加者がこれからの取り組みを考える機会にしたいと思います。
ぜひさまざまな立場の方々のご参加をお待ちしております。
【日時】:2022年1月20日(木)18:00-19:20
【司会】:稲場雅紀(アフリカ日本協議会、UHC2030運営委員)
【課題別発言】
● 女性 松元千枝(ジャーナリスト)
● 障害者 平野みどり(DPI(障害者インターナショナル)日本会議議長)
● 高齢者 鷲巣典代(認知症の人と家族の会 理事)
● 外国人 沢田貴志(港町診療所所長、シェア(国際保健協力市民の会)副代表
● 若者 塩川悠(社会福祉士)
【閉会挨拶】:SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事 三輪敦子
【共催】:(特活)アフリカ日本協議会、(公財)ジョイセフ
【後援】:(一社)SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)、同ネットワーク障害ユニット・ジェンダーユニット・開発ユニット・国際保健ユニット、認定NPO法人DPI日本会議、GII/IDI懇談会NGO連絡会
【連絡先】:
ジョイセフ・アドボカシーグループ advocacy@joicfp.or.jp (SDGsジャパン ジェンダーユニット幹事)
アフリカ日本協議会 国際保健部門(担当:稲場)