2020.12.11【UHCデー2020】キャンペーンチームからの🎁メッセージ

いよいよ明日12月12日はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ国際デーです。☂3週にわたりInstagram/Twitterでお伝えしてまいりました、キャンペーンチームからの【意気込みメッセージ特集ページ】です。

Rainbow

スタッフ意気込みメッセージ①~⑥

①Insta投稿は⇒こちら

みなさん、日本では多くの在留外国人が高額な医療費を恐れて病院に行けていない状況があることをご存知でしょうか。

その理由として、「不法滞在」など、在留資格がない外国人が国民健康保険に加入できないことが挙げられます。

国民健康保険に加入できないと、医療費は加入者より2倍以上になることがあるために、多くの外国人が病院に行けなくなってしまうのです😔

しかし、2019年における法務省の統計によれば、日本には8万人にも及ぶ在留資格がない外国人が居住しています。

彼らも日本社会を形成する一員であり、適切な保健医療サービスを受ける権利があります。

よって、自分は「全ての在留外国人が適切な保健医療サービスを受けられる社会」を作ることを目指しながら、引き続きUHCdayキャンペーンを盛り上げて行きたいです!

②Insta投稿は⇒こちら

「体調が悪くても近くに病院がない」
「医療費が高額で自己負担できないから病院には行けない」
このような状況に自身が陥ることを想像したことがあるでしょうか?

日本で育った私にとっては、医療保健サービスにアクセスできることが当たり前であり、大学学部で国際保健に関心を抱くまでは、この環境について改めて考えることもありませんでした。

「世界には経済的・物理的などの様々な理由で、医療保健サービスにアクセスできない人々がいる」という事実に意識を向ける機会はあまりなかったと感じています。

国を問わず、末端の人々にまで医療保健サービスを届けることが必要とされていながらも、発展途上国のコミュニティなどでは、それは非常に難しい課題となっています😞

この問題を解決するためには、保健システム(①保険医療サービスの提供、②保健医療人材、③保健情報システム、④医薬品/ワクチン/医療機器、⑤保健財政、⑥ガバナンス・リーダーシップ)の整備・強化が必要であると言われています。

UHC実現の鍵となる「保健システム強化」。国際保健を学ぶ大学院生として、どういったアプローチでアクションを起こすことができるのか、常に自分に問いかけながら、今後のUHCdayキャンペーンに携わっていきたいです!💪

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みなさんこんにちは!いつもInsta, Twitterのチェックありがとうございます!

恥ずかしながら、最近までわたしは「日本はUHCを達成している。発展途上国の問題だ」、と思っておりました。。

みなさんもコロナ下で
「自分のいきたい時に病院に行けない」
「PCR検査が受けれない」
「手術が先延ばしになった」という思いをされたと思います。
また、最近、皮膚科に行った際、なんと2時間待ちでした。これら全てがUHCに関連することです。

もちろん、国民皆保険制度や税金を基にした社会福祉制度によって、厳しい生活状況にある方、難病を罹患している方を含め、かなりの程度達成されております。しかし制定当時とは状況が大きく変わり、昨今のコロナや不安定な状況でどのようにUHCを維持していくか、が議論となっております。

一方で、過剰医療となっていたりとUHCの線引きは大変難しく、人の価値観に依存するものと思いますので全ての人が満足いく制度を策定することは無謀とわたしは考えます。

この活動を通して、UHCは自分と関係ないことではなく、重要な課題であることを知っていただきたいです!
一緒にUHCに関して勉強し、より良い医療制度・社会保障制度の構築を目指しましょう!!

④Insta投稿は⇒こちら

みなさんこんにちは!いつもinsta、twitterチェックありがとうございます!

日本は、皆保険制度を導入していることで、UHC達成国・好事例として紹介されますが、本当にそうでしょうか?
もう少し違う言い方をしてみると…皆保険制度をこのまま継続することは可能でしょうか?

UHCは「すべての方が必要な医療をお金に困ることなく受けることができるシステム、あるいは状態」だと言われています。

日本の現状に目を向けると、国民医療費は約43兆円(平成29年度国民医療費より)を超え増加し続けています。

ここで合わせて考えたい点は、日本の人口は2010年をピークに減少し続けていること(社人研・人口統計資料集より)や、今般のCOVID-19で話題となった個人防護服(PPE)などの物品の用意には膨大なお金がかかることです。
国民医療費の内訳は様々で多くが必要な医療です。一方で、医療を提供する人材、物品などの資源にも限りがあります。

医療を必要とするすべての方に必要な医療を届けるため、そして日本の皆保険制度を維持するため、私たち自身が現状を知り、医療のあり方について考えることも大事かもしれません。

毎日考えるのは無理があるかもしれません。
このキャンペーン期間中(12月12日のUHC day まで)、私たちと一緒に、私たちが生きる次世代のためのUHCについて一緒に考えてみましょう!

⑤Insta投稿は⇒こちら

急に冷え込んできましたね。

#UHCデー WEBキャンペーンが、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの一つの傘の中にあることが叶わない人たちの背景を語り合うきっかけになったら嬉しいです。

想像してみてください☂
電車もバスもなく、一番近い診療所まででこぼこ道を歩いて4時間もかかる村に住み、自分の意思で行くことすら許されず、妊娠・出産に関する知識もなく、子どもを産むことに不安な自分の姿を。

これが、アフリカでよく見られる村の現実。妊娠や出産が原因で世界では1日に808人もの女性が命を落としています。地域住民による、女性のための持続可能な支援の仕組みをつくりあげることが重要です。#ジョイセフ は、女性の命と健康を守るため、現地の政府やNGOと連携して活動を行っています。

” #すべての人に健康を守りたいみんなを
危機を乗り越え、より安全で健康な未来へ。
すべての人を守る保健医療システムに投資するのは、今。”

現在、デジタルマスクジェネレーターを使ってUHCのマスク着用ができます!
(詳細は一つ前の投稿へ!💨)
是非試して投稿やタグ付けで教えてくださいね😌👍
★UHCを拡散希望★⇒ #UHCdigitalmasks

⑥Insta投稿は⇒こちら

さて、【メンバーより意気込みメッセージ第6弾】は、アフリカ日本協議会の稲葉雅紀さんからのメッセージです😌

「医療崩壊」、コロナの検査が受けられない…これはユニバーサル・ヘルス・カバレッジ( #UHC )の課題です。医療を受ける権利と、限りある医療資源。
コロナは #UHC がこの国でどうあるべきかを突きつけています。#UHCデー の機会に、改めて考えてみたいです。
(アフリカ日本協議会 稲場雅紀)

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ぜひ、12月12日ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ国際デーには、デジタル/リアルどちらでも結構ですので、マスク着用でのお写真など、下記のハッシュタグ(#)を付けてご投稿ください。

おまちしています!☂

#UHCdigitalmasks

#UHCday

#HealthForALL  #すべての人に健康を守りたいみんなを